2016年10月9日(日)
梶屋敷の立壁神社秋季大祭が行われました。

例年あるお祭りですが
今年は4年に1度、オリンピックの年だけにお目見えする
「奴行列」が披露されました。

午後になると、お神輿は地区各組長の所で神主様のお祓いを受けます。

そして隈取(くまどり)を施し衣装を身に着け奴や獅子となった若い衆は
両手は肩の高さにて水平に保ち、膝を曲げながら舞歩きます。

行列の順序は 先頭(2人)はちやりん棒、担ぐ箱(2人一組・4人) 槍持 6人 計10人

箱を担ぎを交代する時には、担手が担ぎ箱を立て❝ヨイショ❞と声をかけ交代。

箱・槍・持ちは❝ヨイトマカセ-❞ それを受ける人は❝アリワイサノサ-❞
と声をかけながら相手に渡していきます。

大槍(黒の羽毛)・小槍(黒羽毛)・日傘 2人1組で交代する際、
約5m以上の間隔で 槍を相手に投げて渡す姿も見どころの1つです。

奴行列は各所で力強い舞を披露していました。
お神輿とともに白装束をまとい町を練歩く姿は綺麗で幻想的で素晴らしいものでした。

奴行列の始まりは、明治35年頃といわれています。
当初は毎年行われていましたが、水害にみまわれたり、戦争などによる中断もあり
昭和39年頃から4年に1度うるう年に行われるようになったそうです。

次は奴行列は4年後!!
日本中が歓喜に沸くであろう東京オリンピックの年に披露されます☆彡

 

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